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冷凍しじみでオルニチン増量

しじみは二枚貝綱異歯亜綱シジミ科に分類される二枚貝の総称で、淡水域や汽水域に生育している二枚貝です。
しじみにはビタミン、ミネラル、アミノ酸、うまみ成分などが豊富に含まれています。

しじみを代表する栄養成分といえばオルニチン。
オルニチンは二日酔い予防効果が有名な栄養成分ですが、どのような成分なのかもう少し詳しくみていきましょう。
オルニチンはもともと体内に存在している非必須アミノ酸の一種です。アミノ酸の中でも肝臓や筋肉にとどまらず、血液中を巡回するので遊離アミノ酸に分類されます。

オルニチンを摂取すると腸で吸収されて、肝臓や腎臓などに運ばれるのですが、肝臓にたどりついたオルニチンは「オルニチンサイクル(尿素回路)」とよばれるアンモニアを代謝する経路で働きます。
アンモニアは生命活動のエネルギーとなるATPの産生や、脳を動かす主要なエネルギーであるグルコースの生成を妨げる物質です。
オルニチンを摂取してアンモニアの解毒が促進されることにより疲労を回復したり、ストレスを緩和したり、肝機能を向上することができるのです。

ところで、しじみに含まれるオルニチンは、冷凍することで増加します。
生のしじみと冷凍しじみのオルニチン量を比べると、冷凍しじみはオルニチンの量が七~八倍も増えるのです。なぜ冷凍するとオルニチン量が増加するのかは、現在のところ判明していません。
ですが、冷凍するだけでオルニチンの量が飛躍的にアップするなら試してみたいですよね。
ちなみに、しじみは冷凍するとオルニチンの量がアップしますが、アサリやハマグリは冷凍してもオルニチン量が変わりません。

しじみを冷凍するメリットは、オルニチンの増加だけではありません。
冷凍しじみは砂抜き後のしじみを冷凍するのですが、冷凍したしじみは解凍せずそのまま料理に使うことができます。ですから、すぐに料理に使えてとても便利なのです。

しじみの冷凍方法はとても簡単です。
先ほども述べましたが、砂抜き後のしじみを冷凍庫に入れるだけなのですが、その際にしじみを小分けにして、密封袋に入れてから冷凍するとより長持ちします。
冷凍したしじみは六ヶ月程度が美味しく食べられる期間となっています。

冷凍しじみでオルニチンをたっぷり摂取しましょう!

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